特長
小形・高効率
省エネルギー・省資源化を目標に、側二重柱構造・伝熱面スタッドフィン付等の採用により、鋳鉄のキャスタビリティを十分に適用、伝熱面の最大利用・理想的な缶水循環による熱伝達の向上をはかり、より一層の小形な、しかも鋳鉄ボイラ最高のボイラ効率90%を得ました。
安全性の追及
ボイラユニットは、「油焚きボイラ及びガス焚きボイラの燃焼・設備の構造及び管理に関する技術上の指針」及び「ボイラの低水位による事故の防止に関する技術上の指針」を基に安全設計がされています。 他に騒音・ばい煙発生施設としての公害対策についても十分配慮しました。
長寿命・省資源形
ボイラ本体は耐食・耐熱性共に優れた高級鋳鉄製で長寿命。鋼板製に比較して耐久性に富み、設置後の能力アップも可能で半永久的にお使いいただける省資源形で、ライフサイクルコストが少ない経済性にすぐれたボイラです。
施工・保守面の省力化
- 全水冷壁構造を採用していますから築炉工事は不要です。
- 水位制御スイッチ・低水位燃焼遮断スイッチ等は専用化された水面計ボックスに取付けられて出荷されますから、ボイラ本体への取付も正確にその上簡単に施工できます。
- ボイラ伝熱面のスーツクリーニングは水洗い式とし手軽に完全に目的を達するよう工夫しました。
- MFシリーズのバーナ取付は、大口径・ヒンジタイプ採用により、バーナノズル・燃焼室内の保守点検・整備等を容易にしました。
- RKシリーズは、ボイラの上部に煙道接続口を設けておりますのでボイラの据付スペースに有利です。